2011-01-01から1年間の記事一覧
未来の自分にとって今年は転機になったと思える一年だったと思う。まず、自分の設計した建物が竣工した。この竣工時点で自分の人生がそれ以前とそれ以後にくっきりと別けられた。 自分の周りの人にとっては、私がそれほどの大きな精神的な区切りを持った事に…
今年も終わり。人生で最もすばらしい一年になった。 来年も攻めていきたい。 小さいことにはこだわらず前を向いて建築の設計を学んでいきたい。
友人宅の住宅設計を開始します。 どこまでいけるか楽しみ。
住宅のトイレ改修が無事に終了した。 和式から様式へ。 クロスが少し派手かなと思っていたが、わりと馴染んで安心した。 少しでも広く感じてもらうために、光が拡散するチェック地のクロスを採用した。 また、北側から差し込んでくる光が弱いため、床と壁の…
1級建築士になれず。 残念。 また来年やるしかない。 今年の試験終了日から最悪に備えて勉強は開始している。 計画と環境は過去問済み。 最悪に備えることの重要性を身をもって体験中。試験は残念だったけど、それほど後悔はしていない。 むしろ中途半端に試…
校長先生、教頭先生を交えての仕上打合せ。 こちらの意図をうまく分かって下さって大変助かる。 パースが間に合わず申し訳ない事をした。 今までの改修で信頼を得られたと考えられなくもないが、 油断せずに望みたい。
ある保育園の耐震補強工事のCON打ちと定例打合せ。 昨日も別の物件の材料検査。ありがたいことではあるが、しかしやはり望んでいる方向とは違う。 自分で引き寄せなければ。
自分が作っているモノが建物か建築かどちらなのか。 そこから問うていかねばならない。 やはり建築を作る場所にいたい。 建物を作りたいわけではない。
モダニズムと施工精度の最高到達点。 それほど。心の中にすっと空間だけが入ってくる。 決して広くない空間に広がって抜けていく空気。ただの建物と建築作品は全く違うモノだよ、と言われてるようだ。 建築の裏側に設計者が透けて見える。目地を合わせること…
増築工事も順調に進んでいる。 仕上材の選定に入った。
構造設計が佳境に入った。締め切り前は、とにかく集中力が必要。全ての部材を把握しないといけない。 なぜなら、部材の接合部こそが重要だから。解析上は接合部で破壊しないが、現実では部材が破断するなんて無い。 壊れるのはいつだって人が作った所から。…
実用的でかつ美しい椅子というのは少ない。 価格的にも優れているとなるともっと少ない。 Yチェアは両方とも満たす数少ない椅子と思う。今日、初めて座ったけど、少しだけその思いが揺らいだ。 ただジェネリック品だった可能性もある。
ここ1週間くらいは構造設計をしている。 元々はこちらが専門だったが、夢を追って意匠設計に転身を計り3年くらいが経った。 それでも時間が合えば構造も設計している。意匠設計では、頭の中に常に人の生活や行動を描きながら進めるが、 構造設計ではそれが…
冷たい一日。あられと雨が交互に降ってきて現場が寒く、風が辛い。 この時期になると、高気密高断熱の話をよく見聞きするが、多くの設計者が高気密化するのに躊躇しているように感じられる。シックハウス等の問題も絡んできてややこしい。ならば、高気密は現…
駐輪場が無事に竣工を迎えた。 折板のせいを小さく押さえられなかったのは悔やまれる。 総合的には、機能を優先させた良い出来なのではと思う。 整然と駐輪された光景が楽しみ。
耐震改修工事を無事に終え、引き渡しが完了した。 この現場で非常に多くの事を学んだ。 外壁は落ち着いた良い色に仕上がった。
内部の引き渡しが迫り、現場では各種の検査が行われている。 発注者の都合で工事中に内部の再塗装が決定した。 そこで、黄色系でまとめられたねっとりとした既存空間から、 複数の白を塗り分けて清潔感を演出し、既存部分(鉄骨梁等)と違和感のない空間を目指…
完了検査を残すのみ。 本当に大変だった。思いとおりにならず悔しい事もたくさんあった。 図面の不備もかなりあった。他者が描く図面に対するチェックの感度を上げねばならない。 建物の規模が大きくなると複数の手が入ってくる。建築家としての手腕は組織の…
建設中の駐輪場 内部に太陽光を導き入れ無駄な照明を無くす。全自転車をラックに収納することで効率の良い駐輪を目指す。 サイクルラックは、前輪が高く持ち上がるタイプを併用することで各自転車間の幅を小さくできるが、 学校のような短い時間に一斉に利用…
金沢市に新しい図書館が完成した。 ようやく行く機会に恵まれたので日曜の夕方に行ってきた。 出来が良ければ近くに引っ越すことも考えていたので期待は大きかった。まず、駐車場がややこしい。台数も少ない。むむむという感じ。 まぁ内部を見てからだと内部…
改修中の体育館の外観イメージを作った。(2番目の案で決定) 景観条例のため使える色に制限が大きいが、落ち着いた金沢らしい色合い、バランスを目指した。 前回より全体的に色を深くし、YR系の色で統一した。内部の既存色もYR系なので、内外共に印象を統一で…
川北中学校工事の方は、駐輪場の掘削開始。想定外の場所に高圧の引き込み線があって対処に追われた。 なんとか鉄骨の設計を変えずに処理できそうで一安心。 木曳野小学校の方は外壁のイメージを作った。が、色指定は金沢市の景観担当課が行うため自動的に決…
町長にイメージを説明させて頂く機会を得た。 期待に応えたい。 模型のクオリティは、、、、お恥ずかしい限り。
建具の枠に集成材を使った。 これにクリア塗装を施す。 清潔感と木の暖かみの両立を目指す。
現場監督をして「こんな短期間でやるのは初めて。一番厳しい」と言わしめるほど余裕が無い。 それでも少しでも良い建築を作って当然だということだと思う。それが我々の仕事。 引越後の職員室 解体撤去後 駐輪場もキレイに撤去 仕上決めも佳境 少しずつ見え…
順調に現場が進む。解体後に種々の問題が出てくるけど一つずつ解決していく。 様々な専門家が協力し合いながら現場は進んでいく。
体育館の耐震改修工事が進む。 解体撤去工事が急ピッチに進む。
ようやく現場が動き出す。 震災の影響があり補助金交付が遅れた。 外観、内観共は既存あわせのあため自動的に決まってしまい、デザインできる要素が無かった。 しかし、だからこそ、一つ一つを丁寧に施工して全体の質を上げることを目指す。 緊張感を持って…
現場が動き出した。同時に二つ。試験勉強もようやく初められた。 目標は、3つ。 ・中学校増築工事 ・小学校体育館改修工事 ・1級製図 以上を滞りなく勧める。
私の力では復興になんの役にも立てない。それは十分に理解していた。 体育館の改修図面を描きながら、ネットラジオで震災の状況を聞き続けた。 深夜、状況を聞いただけで心が折れそうになった。 仕事が手に着かなくなる様な無力感に何度も襲われた。 今の自…