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工作をしているときは、本当に無心になれる。これが気持ちが良い。いろいろなことから、一時的にだが離れられる。どんな嬉しいことも、どんな悲しいことも、たぶんすっきりと忘れられる。きっとこんな状態のことを楽しいというのだろうな、とあとから思うわけだ。
 もしかしたら、お百姓さんが畑を耕すときも、同じかも知れない。釣り人が糸を垂らして水面を見ているときも、同じかもしれない。競争している人や、戦っている人も、同じかもしれない。無心というのは、ぼんやりしているのでもないし、寝ているのでもない。躰は動いているし、頭も考えているのに、生きていないみたいな感じ、というのだろうか。死んでいるのに近いかもしれない。
 無心でいる最中は、もちろん無心なので、楽しいともあまり思わないわけである。無心から戻ってきたときに、楽しかったことが遅れて理解できる。生き返ったみたいな気持ちだろうか。

・自分の感覚や感じたことを文章にして他の人の共感を得ることって凄いなぁ。この感覚はよくわかる。