建築はダサイ!?

建築は基本的に少しダサイものである。 かっこよすぎる形は人が使う空間としては問題が出てきて良くない。と。私が言うのと、建築の本質を理解している人が言うのでは全く違う意味を持つ。 世界で認められる人が言うのだからそうなんだろう。その認識はとて…

錦城4、三木3、勅使5

錦城小現場外付けSRCブレースが姿を表した。既存外壁も塗り替えを行い美しくなった。 どうしてもブレースに着色したい衝動に駆られる。色は印象を変える。 現場での印象をいえばライトグレーが最も美しいと感じたが写真では全く違うイメージになる。最近の一…

錦城現場3

ブレースに色が入った。 当初の我々の提案は受け入れられず、みかんのような色を教育委員会が決定した。 既存合わせにならなずとりあえずは良かったが、このようなことすら決められない設計者の立場とは一体なんなのか。 着色後 着色前外付けSRCブレースが入…

三木小2.5

鉄骨梁の色決め案の作成。 既存にマッチし、かつ、新しいイメージを作る色を探る。今回は先生方にもアンケートを取る予定。 たったこれだけ。でも今は本当にありがたい。進みたい方向に向かっていることが実感できるから。 私に任せてくれることに本当に感謝…

三木小2・勅使小4

三木小学校 屋根ブレースの端部溶接が終了。塗装を待つばかり。 勅使小学校 外付けSRCブレースのコンクリート打設。 玉突き事故の影響で道路が渋滞。30分現場に遅れてしまった。 SRCブレースの色決め。 学校側の理解が得られず、既存色に決定。悔しいがそ…

加茂小1

加茂小の調査のために志賀町まで。緑豊かで美しい風景が広がっていた。 学校の横にあった古い神社。すばらしい風情と大工仕事。小さな鐘楼が美しい。

錦城小現場2

接着系ブレースが入った。仕上げ工程を残すのみ。 着色が施されれば明るく仕上がるはず。 (色指定には市議も出てきての議論。色へのこだわりは強い) 屋上の防水も仕上がってきた。 教室には新しいロッカーが作り付けられた。材質はゴムの木。納得のいく質感…

打合せの集団心理

現場での打合せはかなりの集団的な心理が働くように感じる。 皆、建設の苦労を知っているからなるべくなら無理は言いたくない。 一つの現場を共有して連帯感が生まれる。 その結果、物事がなし崩し的に進もうとする場面が多々ある。 一つ一つの問題に対して…

三木現場1

ここに補強ブレースが入る。ファブからの搬入を待つばかり

勅使現場3

外付けブレースの鉄板がセットされた状態。迫力がある。 来週末にコンクリート打設。

錦城小現場1

既存の躯体に強力な接着剤で鉄骨のブレースを接着させる工法。 その色決めが進行中

勅使現場2

補強部分の色合わせ。一見すると差は微妙だが、日陰で見るとより明確に。 補強ブレースのアンカー引っ張り試験の様子。今回の補強は外付け鋼鈑内蔵型RCブレースというもの。 建物の外側から取り付けるので工事中も内部空間が私用できるという優れもの。

KKT増築

新しい計画が進行中。まだ未決定。ぜひ決定してほい。

作見小現場1

1週間前の状態。既存鉄骨に妻面の補強部材を設置中。 これはこれで美しい。

勅使現場1

本日は勅使小のコンクリート打設 コンクリートのスランプ検査 スランプ21 打設は外部階段の下部分。複雑な型枠。施工も難しそうだ。コンクリートが無事に入ってくれるだろうか。 打設中。コンクリートが型枠内に充填しきれてないカ所が出てきてた。 急遽打設…

連日現場

今週は3日連続で現場。いずれも違う現場が進行している。 今まで現場は敬遠していた部分もあったが、いざ行ってみると経験値アップの宝庫。 何を監理するのか。大切なのはどこか。きちっと見極めていずれ自分が監理するであろうそのときに備えたい。

引越

通勤時間の負担、経済的な自立、落ち着いた環境、を考え一人暮らしをすることにした。 社会人2年目に実家に戻った。数年ぶりの一人暮らし。 環境を変え目標を向かって頑張りたい。

なぜ梁成が小さい方が良い?

薄さ=かっこよさ。という感覚が染みついてしまった。 確かに薄さが正解となっていた時代はあった。 今では逆に大きな梁成で適切にデザインをされている方に惹かれる。

1級建築士

当初、一級取得がここまで長引くとは思っていなかった。 明確な目標がなければ仕事と両立して勉強など出来るわけがない。 常にモヤモヤしている感じだ。なんとしても今年で終わりにしたい。 製図に集中できる環境を早く整えるべきだ。

何も起こらない街に暮らす意味

石川県金沢市で私は暮らしている。働いている。 この街は基本的には何も起こらない。新しい事が起きない。 とても緩やかな衰退。皆がその流れの中でゆったりと生きる。 衰退のムードは重力のようにこの地方都市に私を縛り付ける。 それは、私がこの衰退を自…

489H

今年に入ってから489時間かけて進めてきた設計。ゼネコンが決まった、のもつかの間、減額のために他社に再設計を頼むとのこと。 私たちの事務所は外されてしまった。やるせなさと怒り。どれだけ積み重ねたことか。何度も何度も検討を重ねてきた設計。 減額は…

好きに生きる

結果として人生を振り返ってみるといくつかの大きな思い出がある。 でもそれは振り返ったときに初めて見えるもの。 好きな事をして生きていきたい、という言葉自体に縛られて逆に不自由になっている。 そんなことも感じる。 評定委員会を無事に終えてなんと…

日々がどうあれば良いか

忙しく過ごす日々。その一日がどのようであれば良いのか。 自分の進みたい方向に歩むために積み重ねる時間。寝ている時間以外そうであってほしい。 いや、そうあるべきだ。そうでなければ時間だけが過ぎていく。

新しい体験

ふと気がつくと、ここ最近は毎日のように新しいことに出会う。 悲しみを伴ったり、怒りがこみ上げてくるような出来事も多い。 しかし未経験を体験していること自体、自身の成長の証なのだと感じる。 ほぼ毎日がそのような日々。本当に幸運な日々だ。 自分が…

設計料が無料になる日

いずれ設計料で飯を食うのは困難になっていくと思っている。 長期的に見ると設計料は限りなく0に近付いていくだろう。人は見えないモノにお金を払わない。良いデザインか悪いデザインか。では無く、見えるか見えないか。見えて初めていくらが妥当かという判…

一ヶ月間

人生の転機になりそうな一ヶ月間。人に伝えること、人と共に進めていくこと、人に提案すること、人に教えてもらうこと。とにかく多くの学びを得た一ヶ月間。計画が徐々に進んでいく実感。本当に楽しい。

人に出会うこと

成長のほとんど全ては人に会うことから始まっていると思う。 むしろ人に成長させてもらっている。人との繋がり。つきなみだけれど本当に大切にしなければいけない。 大切ことほどおろそかにして目を背けてしまいがち。

敷地調査

敷地調査と施主打合せ。 正直まだ実感が持てない。本当に自分の設計した建物がここに建つのか。 要求事項と法令によってほぼ全てのデザインが決まってしまう種類の建物。 しかし自分が建築家としてそこで何を考えられるか。 やれることが限られているならな…

ついに動き出した

ついに夢の一歩を踏み出した。 念願だった意匠設計の担当として、初めての打合せ。 それは静かに、でも確実に始まった。必ずしも明確な目標を持てていた訳ではない。 でも動けたときも動けなかったときも想いだけは持ち続けていた。何をすべきかわからなかっ…

圧倒的な差

スター建築家と言われる人達の何が凄いのか。 過去の建築に対する知識量の膨大さ。 建築に対する思考量の膨大さ。この2点は、個人に依存する。 個人の資質云々以前に個人の勉強の差。個人の建築への追求心の差。トップランナー達はどこかで建築への本質的な…