錦城4、三木3、勅使5

錦城小現場

外付けSRCブレースが姿を表した。既存外壁も塗り替えを行い美しくなった。
どうしてもブレースに着色したい衝動に駆られる。

色は印象を変える。
現場での印象をいえばライトグレーが最も美しいと感じたが写真では全く違うイメージになる。

最近の一連の現場で身についたことの一つに実物のスケール感。実態感がある。
机上で考えていたイメージとそぐわなかったり、逆に現場では良いと感じても改めて机上で検討すると不都合に感じる。
当然だが現場での感覚が最も正確で頼りになる。机上と現場のズレはどうしても起こる。その感覚を持っているかどうか。かつ、そのズレを設計に織り込めるかどうか。
これがとてつもなく重要だとわかった。私はそれがほとんどなかったんだと、ようやく分かってきた。
私を頼り無く感じさせていた原因はそれだろう。
足りないことが分かること。成長を実感できること。本当に喜びだ。
建築を仕事に出来ていることを感謝せねばいけない。


三木小現場


鉄骨ブレースが入った。鉄骨屋さんの技術力が高い。

ブレースが入る前。


新しい照明は昇降式


勅使小現場


外付けSRCブレースの脱枠後。型枠工の腕が今ひとつか。


外部階段補強仕上げ完了。最初からこの状態であったかのような満足のいく仕上がり。