点数調整
今年は不況の影響もあって、受験生は総じて勉強時間を確保しやすいと思う。
なので去年までのような合格最低点の調整はあまりないのではないか。と考えている。
姉歯以降の法改正でめちゃめちゃに混乱させられ、実務に追われて勉強時間があまりとれなかった人たちの層がある。設計実務者だ。
一方でハウスメーカーの営業職みたいな設計実務に従事しておらず比較的影響が薄かった層がある。
国が1級建築士として選びたいのはもちろん前者だが、ふつうの過去問オンリーの試験にすると後者が圧倒的に有利になって、建築士に実務者の割合が低くなるおそれがある。
そこで試験問題に実務者、しかも専門分野でないと判らないような問題を出題して、実務者を抽出したうえで、合格最低点を調整することで実務者の割合を増やしてきたのかもしれない。
なーんて。去年の不合格の言い訳を書いてみたりした。
でも不景気で仕事が無いのは事実だし、自分の勤める会社も4月以降の予定が埋まっていない。
なんで自分が勉強時間をとれるということは他の人も同じだということだ。
よって全体の平均点は上がるのではないか?得点調整しなくても予定合格者数に達する可能性もある。
もしくは逆に最低点が上がる可能性もある。おそらく10%前後の合格率に設定してくるから、合格者数が多ければ得点調整を行い、例年の合格範囲を狭めるかもしれない。
まー、本気で真剣に勉強しなければいけないということだけだ。
1度勉強したことを何度もフォローして定着させていく手法をとっている。なのでテキストの順番に勉強するのではなく、鉄板問題順で勉強していくことが最も効率がよい。
今日の勉強
仕事帰りに日建で補講。構造6・7。
断面係数の計算と座屈長さ、応力度の計算。
まー、仕事柄見なくても良いのだけれどそのような舐めた態度は嫌なのでスキップしながら確認を行う。
たしかになるほどと思わされる内容もあった。3時間のDVDが1時間もかからずに終了。
続いて環境・設備1を復習する。
最初見たときよりも格段に理解が深くなった。やはり2度は補講するべきだな。
本講義が始まっても毎日学校に通って復習を積み重ねていこう。
補講DVDでも良いし、自習でも良いし。
とにかく今年は通い続ける!!