パラダイスは無い

ハードルを一つ越えると、そこには今までより少しだけ高いハードルが待っているだけ。決してパラダイスが待っているわけではない。ハードルを越えること自体に喜びを感じることが出来ないなら、人生はとても辛いものになる。

現代で生き残るには長時間労働が必須条件だ。長時間働かないと仕事が終わらない。効率化とか云々の話ではなく、どこにいようと、何時であろうと、働ける環境が整っていまっている。加えて、整理された情報が凄いスピードで手にはいるから誰かが成し遂げた非常に高い精度の仕事が一瞬のうちに全員が達成すべき及第点に設定されてしまう。なので業務時間は延びる一方だ。

よって、長時間働くためにはその仕事が好きでなくてはならない。好きでないとそもそも長時間労働に耐えられないから。

自分は建築の設計をしていられればそれで良いと思っていた。それさえできればそれで自分の人生はOKだと考えていた。きっとそれは正解だし、その条件を満たす環境に自分を置くべきなんだろう。

でも現実の自分は違う環境にいる。だからつらい。自分に適しているとは感じられない。だからすり減っていくのだろう。

これからどうやって舵をきっていくのか。構造設計1級建築士の取得まで待つのか?それもと他の道を模索するのか?とにかく自由に動ける状況が必要だ。

そのためにはやっぱり1級建築士に合格するしかない。