iPhone

 誰かがタッチパネルは使いにくいから携帯としては良くないし、普及はしないだろうというようなことをもっともらしく書いてあったのを読みました。このような種類の論理を聞いたり、見たりするたびにいつも思うことがあります。それは「人間は何にだって慣れちゃいますよ。」ということです。人の持つ「慣れる力」を抜きにしているように感じます。人間が慣れた時点でどれだけ威力を発揮するかが大切だと思うのです。どれだけ慣れやすいか、という話を以前に見た「使いにくいタッチパネル方式の携帯電話」になぞってもあまり意味は感じません。

 新しいモノを批判するのは常に簡単です。身近に存在する「いけてないモノ」との類似性を指摘すればいいのです。アレに似ている。そしてアレは良くなかった。と言えばよいからです。

 「似ている」いうことは「違う」ということを証明しています。