http://blog.livedoor.jp/takahashikamekichi/archives/51266915.html
いまは日本でも雇用が改善しつつありますから、業界によっては人手不足になっているところが増えています。となると何が起きるのか?強い製造業が、地方の資本のみならず、雇用をも吸引し始めているので、もはやキャバ嬢だけでなく、地味な工業の技術者までもが強い地域に引き寄せられています。したがって高齢化が速く進む地方では、人口の自然減よりも速いスピードで働く人の数が減ってゆき、結果的に5年で−24%なんて統計が出ることになる。地方の零細企業では、不況でも人手が足りていませんから、賃金と物価の板ばさみになるところも増えています。

まとめると…円は安く、資源の価格は高止まり、金利は上がりにくく、確かな働き手の賃金は上昇し、アジア経済の躍進は進む。だとしたら、投資家は更に海外の情勢に耳を澄まし、雇用する側は将来を睨んで仕組みを作っていくことが大事になり、働く人たちは自分の技能に磨きをかけて、まずは資産を作り、それを運用してゆくことが必要になるということですね。これまで、何度も繰り返し述べてきたことが、いよいよ明確な現実となってきたのです。


・完全に意欲の差が出てくるだろうな。