久しぶりの日記
久しぶりの日記。
試験
一級建築士の試験。学科は無事に突破。真剣に勉強に取り組んだ。結果も出た。
製図では、全く集中できず勉強が手につかなかった。自分が一番困惑した。チャンスはプレッシャーへと変わり重かった。
想いが強すぎると結果として手が動かない。
結果がどうであれ受け止めて分析して今後の人生に生かさねばなるまい。人生は続いていく。試験くらいで歩みは止めない。
構造
構造を辞めて意匠に行きたいと所長に話した。
試験を終えるまで考える事を止めていた。試験を終えて一気に自分の中で明確になった。
構造は真剣にやった。自分なりに本当に真剣に取り組んだ。奥が深かった。深くて深くて底が見えない。
これは一生ものだなと思った。
自分が意匠設計をするようになった時「自分には構造設計をやってきたというアドバンテージがある。」
なんて言えない。果てしない世界を知ったからこそ言えない。それは恥ずかしいことだ。
やり続けることでしか、努力を続けることでしか、成り立たない世界がそこにはあった。
それがわかって本当によかった。何より自分が人生を通してやりたい事がわかった。
本当に価値のある6年だった。
この6年が人生のどの部分で効いてくるかはわからないけれど、
結果として、ずっと意匠設計をやってきた人とはまた違う個性を持つ設計士になっていくのだろう。
自分に対する期待。
今はまだ何も始まっていないけれど、試したいことはたくさんあるんだ。これからが本当のスタート。
さぁいくぞ。