1級建築士

18年度の筆記試験の合格率は10%でした。しかも得点調整が全科目で行われ全て12点と13点になったにもかかわらず。(各教科25点満点)

全受験生で60点以上を得点できた割合が10%しかいなかったということです。平成16年には一科目の得点調整にもかかわらず合格率が25%だったことを考えると相当に難易度が上がっています。学科・製図の両方を合格した受験者は3.3%だったということです。

姉歯事件があったからといえばそれまでですが、確かな知識や基礎的で本質的な事を問うというよりも見たことも聞いたことも無いような枝葉末節な問題が多く出題された印象があります。いずれにせよ今年、19年度の試験内容で今後の試験行政の進む方向がわかると思います。