今年に初めての雪ではないでしょうか。朝、玄関前で転びました。革靴はよく滑ります。転ぶ瞬間、持っていたカバンにノートPCが入っていないことを瞬時に頭の中で確認し、カバンはその時点で手から放り投げ、自分の体が道路に接触して濡れないように最低限の接地面積を探り、両手の手のひらのみを地面につけることが出来ました。我ながら上出来なリカバリーだったと嬉しくなりニヤついてしまいました。カバンを持ち、ポケットに手をつっこんだ状況からよくぞ、という感じです。なぜできたのだろうと考えたら、昨年、僕は実に3回自転車で転倒していたからだと気がつきました。全て立ちコケでしたが自転車で立ちコケする場合は車の往来の確認とか、地面に手を着いたらひょっとして折れるかもしれないとか、どうやって自転車を守りながらコケるかを瞬時に判断しなければいけません。そうしないと、せっかく買ったロードレーサーが傷物になってしまいます。具体的には手のひらをつかずにお尻から肩にかけてゴロンと倒れるのが最も良いと経験的にわかりました。
 まぁこのように自転車の立ちコケも瞬時の状況判断能力を向上させてくれたのかもしれません。