http://blog.mf-davinci.com/mori_log/archives/2006/03/03/index.php
ダイヤを掘り当てた人の伝記があったとする。人から馬鹿にされ、涙ぐましい苦労をした、と書かれている。それを読んだ人は、同じような努力をすればダイヤが掘り当てられるという気持ちになるかもしれないが、明らかに錯覚である。では「ダイヤの掘り当て方」という本が出たら買うだろうか? 人の成功とはノウハウにならない部分に本質がある。文字に還元できるものは、ほとんど役には立たないともいえる。「ダイヤの掘り当て方」という本を書いて儲ける行為は、この錯覚に依存している。

・その通りだと思う。「人の成功とはノウハウにならない部分に本質がある」だからといってノウハウ本の類が不必要で無意味とは思わない。むしろ何かしらを成功させようという人にとっては重要なものだ。ただ、あくまでもその成功はその人のやり方の結果であって、自分のものとは違う。非常に単純なことだ。でもすぐに忘れそうになる。