トイレ改修

住宅のトイレ改修が無事に終了した。
和式から様式へ。
クロスが少し派手かなと思っていたが、わりと馴染んで安心した。
少しでも広く感じてもらうために、光が拡散するチェック地のクロスを採用した。
また、北側から差し込んでくる光が弱いため、床と壁の明度差が小さいと締まりのない空間になってしまうことから、
ここでは明度差を大きくしメリハリを持たると共に、配色はブラウン系とホワイトのみとし、既存部材の色との違和感に気を配った。
尚、TOTOのデフォルトリモコンは使いにくそうだったので変更した。
たったこれだけの改修だが、施主は数十万の費用を払う訳なので設計の責任は大きい。
忙しいからと安易に良い方向に考えるのではなく、基本的に悪い方向に向かうことを想定することが基本なのだろう。
ここでは現地でクロスや床材を細かく検討し、TOTOショールームで便器の色を確認した。
自分の目で確かめられる部分はやり尽くす。これだけは自分に課していることなので今回も果たせて良かった。







1級建築士に

1級建築士になれず。
残念。
また来年やるしかない。
今年の試験終了日から最悪に備えて勉強は開始している。
計画と環境は過去問済み。
最悪に備えることの重要性を身をもって体験中。

試験は残念だったけど、それほど後悔はしていない。
むしろ中途半端に試験勉強をしたことに後悔しているくらい。
もっと建設中の現場に没頭したかった。もっとやれる事がたくさんあった。

1物件も満足にやり遂げたことがないのに1級建築士になろうとするその考えが間違っていた。
まずは仕事で人様の役に立てること。そのあとに資格だろうと現場にいると思えてきた。

それが普通の順序じゃないかと。

仕上決まりだす

校長先生、教頭先生を交えての仕上打合せ。
こちらの意図をうまく分かって下さって大変助かる。
パースが間に合わず申し訳ない事をした。
今までの改修で信頼を得られたと考えられなくもないが、
油断せずに望みたい。