メモ

Espresso Diary@信州松本より
http://blog.livedoor.jp/takahashikamekichi/archives/51707724.html

なぜ日本の内需が弱いか?といえば、ひとつには少子高齢化の影響なんですが、もうひとつ多様性の弱さも理由だと思います。戦後の日本には「強盗慶太」と呼ばれた東急の五島慶太や、「ピストル康次郎」と怖れられた西武の堤康次郎のように、毀誉褒貶が入り混じる経営者が目立ちました。小学校しか出ていない経営者もいれば、学究の世界と深く関わるタイプの社長もいた。ところが戦後も60年以上が経ち、いつの間にか、同じような背景、同じような学歴、同じような人生を歩んできた人ばかりが経営者になって、異質な価値観が入り混じる傾向が弱くなっているのではないか。いわば「血のない世襲」のような現象が進んでいるように思えます。

→ 血の無い世襲