一つのことに集中するということ

一つのことに集中すると他の事はできなくなる。それが一年間ともなると非常にストレスになってくる。やりたいことが他にある場合にはそもそも一つのことさえ集中できなくってイライラしっぱなしになってしまう。僕は非常にアホなので複数を同時にやってやろうなどと考え、この数年間、思いつくままに実行してきた。その結果、何一つ手に入らないという悲惨な現実に直面することになってしまった。そればかりか仕事では成長する機会さえも逃してしまい全く伸びないという惨憺たる結果。年齢と体重が増えただけ。そこで今回はさすがに懲りたので今までの僕の行動を省みようと。来年こそはセ成し遂げたい。

原因と思われること

・いきなり複数の目標をたてる。
→今年の目標をいきなり複数立てた。しかも重なりが少ない独立した目標。僕は自分の好きなことだけをやっていたいという欲求が非常に強い反面、結果では高いバランスを求めてしまう。その矛盾には目を向けない。

→やはり目標は一つか二つにするべき。目標=時間を使う。時間の使い方を決めるということ。なので目標を立てるというのは優先順位を付けるということに他ならない。よって難易度が同じくらいの並列した目標は優先順位が付けられず、その結果、時間が分散されてどちらもうまく行かない。多く、高くを望むと僕の場合、必ず失敗する。


・失敗から逃げる
→去年は本試験さえ受験しなかったし、今年は模試も受験しなかった。現実を受け止めるのが嫌だったからだ。でも、もし去年の本試験を受験していたら難易度が相当上がっていることもわかっただろうし、そうすれば今年に活かせた。模試だって受けていれば今年の難易度の目安になった。

→何かを成し遂げる上で一番逃げてはいけないことがこの現実を受け止めるということなのではないか?そしてそれは自分に最も力の無い頃=初期に訪れる。そこを、まだ自分は何も始めていないから、とスルーするのでなく、真剣に受け止めないと何事も成し遂げられないということだろう。僕が一番克服しないといけないのはココではないか。


・やりたいことは今やら無いとダメか?
→いろいろとやりたいことはあるけれど本当に今やら無いとダメなのだろうか?来年ではいけないのか?真剣に考えていなかった。

→確かに始めるのが早ければ早いほど良いのは事実だろう。若いうちの方が吸収もしやすい。でも、今年できなかったら来年はやらないのか?と考えればそんなことはない。むしろ集中してそれだけをやれる環境が欲しい。だから結局は優先順位の高い順番に一つずつ集中するのが結果的に一番早く始められることになる。


・流れを無視する
→今どんな流れになっているのかを全く気にしていない。だから追い風の時に進まないで後になって逆風の中を進もうとする。

→自分がやりたいことも大切だけれど、それがうまくいくには流れが大切だ。流れは坂道みたいなもので下り坂でアクセルを踏めばもの凄いスピードが出るけれど、上り坂ではどんなに頑張っても疲れるだけだ。今までは周囲の流れ=環境とか、機会とかは無視して自分の頑張りたい時に頑張ってそうでないときは何もしないということをやっていた。自分が頑張れば結果は出るんだと驕っていた。しかし、今回は流れの存在を感じた。仕事に流れが来ている時は仕事を頑張ればとても成長できるし、趣味に流れがきているなら打ち込んだっていい。勉強に流れが来ているときは少しくらい他がおろそかになっても集中して勉強をやるべきだ。今はどこが下り坂なのかを意識することが大切だ。