ある日、突然お金が必要になるんだろうか。結婚したり、子供ができたり、家族を持ったりしたら、ある日を境に「もっと稼がないと!」と思うんだろうか。その時に僕の心には建築の設計への純粋な志は存在するのだろうか。自分にお金が無いことを建築のせいにしてしまうのではないか。結局、そういう場面になってもぶれない志の無い人間には世界はチャンスを与えてはくれないのではないでしょうか。結局、そういう人間は今、この瞬間にもチャンスは与えられてはいないだろうと思います。最近思うことは、チャンスと言うのは「機会」を与えられるんではなくて「やる気」を与えられることのように思います。だから今の自分にきちんと「やる気」があるならばそれは紛れも無い「チャンス」到来だと思うのです。