キャリア系のサイトによくあるような著名人などの人生相談。質問のほとんどは「現在の職を辞めて、ちがう仕事をしたい」ということ。で、その回答の雛形の一つとして「たった数年で何がわかるのか、最低でも3年はやってみてから判断しても遅くない」というものがある。確かに正しいとも思う。でも、本当か?本当に本当か?確かに3年くらいやれば何かを得られるだろうし、続けていてよかったと自分を肯定することもできるだろう。でも、やりたいことをしなかったことに対してはなんら有効な説明をしてないんじゃないか?「自分は何がやりたいかわからないけど辞めたい」人になら有効な回答だと思う。でも「勤め始めたばかりだけど他にやりたいことが出てきたっぽいから辞めたい」人にはなんら説得力を持っていない。我慢の無さを責めているようにしか聞こえない。そりゃ、回答者は自分がそうやって経験して良かったのかもしれない。でも、やりたいことがあるという人に、他の事をやれ!一度始めたら辞めるな!は無いだろうと思う。「やりたいことがあるならやればいい」と思う。絵が描きたきゃ描けばいいし、歌いたかったら歌えばいい。営業したけりゃ営業してみりゃいいんだ。と思う。いきなり辞めようとか考えるから大変な目に合うんだ。ちょっとやってみて、それからもっと上達するためにはどうすれば良いのか、仕事に繋げていく為にはどうすれば良いのかを考えればいいんだ。で、必要なら辞める決断をすればいい。全てのことは最初は小さいんだ。週休2日ならそれくらいは十分やれる。1週間は168時間もある。週休二日で一日10時間働いても5日間で50時間しか働いてない。仮に給料が15万だとしても時給3000円じゃないか。むしろ時給3000円分の価値を提供しているかどうか考えてみないといけないかもしれない。だから結局、一ヶ月働いて15万かと思うかもしれないけど時間にして1/3も働いてない。おいしすぎるだろうこれは。辞める必要ある? 加えて、毎日6時間寝ても42時間。足しても100時間に満たない。あとの76時間をどうするかだ。このうち半分しか使えなくても38時間。一ヶ月で152時間=約1週間弱くらいは確保できてしまう。つまり、つべこべ言わずにやれることをやれ!!ということだ!!言い訳は聞かんぞ!!>オレ。